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沢田 誠; 田村 政昭; 圷 正義; 市毛 聡
An American Nuclear Society International Topical Meeting "Safety of Operting Reactor", ,
高速実験炉「常陽」は、1977年4月の初臨界以降、現在まで約18時間に渡り順調な運転を行ってきた。「常陽」ではこれ迄に得られた運転保守経験を反映して、プラントの安定運転と運転信頼性の向上を目的とした運転・保守支援システムの開発を進めている。本件発表にて運転支援システムの開発として、多重警報発生時の異常時運転対応の支援を主眼とした異常運転支援システム(JOYCAT)の開発、ファジィ制御理論を適用し原子炉の全運転領域を対象とした制御棒操作自動化システムの開発、並びに膨大なプラント管理書類の処理とプラント工程作成を行う機能を兼ね備えた運転管理システム(JOYPET)の開発した。保守支援システムの開発としては、機器の部品レベルまで堀り下げて規定した保守基準に関するデータベース化、並びに回転機器における振動特性の変化をモニタリングするこのことにより機器の早期異常検出を可能としたMEDUSAの開発報告を行う。